November
aaaromaでは、冬のアドバイザークラスが始まりました。
冬のクラスは、アロマテラピーを学ぶのは初めてという方ばかりでした。
はじめは、全てが新鮮だと思います。
楽しくわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
アロマテラピーを学ぼうと思ったきっかけをお聞きして一番多いのは
「身体の不調を感じ始めたから」
ということです。
ご自身やご家族の場合、介護、そしてお子さんのケアなど理由は様々です。
皆さん共通しているのは
「できるだけ薬に頼らず健康になりたい」
と願っていらっしゃることです。
できるだけ薬に頼らないケアのための学問として、メディカルアロマを選んで下さり講師としてとても嬉しいです。
日本のアロマテラピー研究はとても進んでいますので、臨床についてもレッスンでお話しさせていただきたいと思います。
アドバイザーでは40種類というたくさんの精油を学びます。
たくさん学ぶのですが、実は1種類の精油ができることは数多くあります。
それは精油が芳香成分の集合体で、その芳香成分のひとつひとつが様々な効能を持ち合わせているからです。
そこがアロマテラピーの楽しいところであり、難しい部分でもあります。
そんなにたくさんある成分の効能を丸暗記するのかしら?と思われる方がいるかもしれません。
私自身は、丸暗記はお勧めしていません。
それは、小事典片手にいろいろ考え、そしてたくさん実践して欲しいからです。
アロマをずっと続けている人は、香りが好きで、考えて、実践できる人。
そうやっていくうちに、いつのまにブレンドが上手になっていきます。
冬からスタートの生徒さん、受講生さん、卒業生さんも私ができることはサポートさせていただきたいと思います。
皆さんで香りのある暮らしを細く長く続けていけたら嬉しいです。
*来年3月には農場の募集ありますので、ご一緒できる生徒さんは一緒に行きましょう。
少し前のブログでも書いたのですが、先月いつもお世話になっている須藤さんに沖縄のハーブを送って頂きました。
中でもひときわ目立っていたのが月桃です。
私が初めて月桃の香りを嗅いだのは、石垣島のあるハーブ農園へ伺った時。
すーっとする爽やかさの中に甘さを感じる、魅力的な香りだったのを覚えています。
それ以来月桃はなくなっては購入しているハーブのひとつです。
今回送っていただいた月桃は、採りたてを送っていただきとてもフレッシュな状態でした。
1人でこの沖縄ハーブを楽しむのはもったい!ということで、その週のレッスンに少しずつお持ちしました。
月桃の葉は50〜60cmほど。
とても長いので、細かくカットして月桃の実と一緒にお茶にしました。
一緒に送っていただいた元気なレモングラスも添えました。
見た目が本当に美しい。
たまたま月桃が大好きな生徒さんでしたので、大盛り上がりでした。
精油に似てほのかに甘いのにすっきりとしたお茶でした。
アロマのレッスンでは、ハーブウォーターを学ぶ会だったため、月桃の葉を蒸留しました。
ロウソクの火で蒸留水がぽたぽたと落ちるのをのんびりと待ちます。
西洋ハーブの蒸留水について学んでいたおよそ1時間ほどで、月桃のとても贅沢なハーブウォーターの完成です。
ハイドロ蒸留のお水は、その日のお風呂に入れて楽しみました。
月桃を生徒さんといろんな方で楽しむことができました。
今後も美味しく美しいハーブについて載せていきたいと思います。
先月、大学時代からお世話になっている厚味教授にお誘いいただき「女性のセルフケアを考える」というセミナーに参加しました。
セミナーでは女性ホルモンについて基礎からお話を聞き、お恥ずかしながら新たな発見もありました。
セミナー後半では、薬局や薬剤師のできる若い女性へのセルフケアのアプローチについてのグループディスカッションもありました。
ディスカッションが久しぶりだったので緊張しましたが、様々な場所で活躍されている先生方の貴重なご意見を聞くことができました。
セミナーの中で、女性ホルモンの不調について「体質を変える」「生活スタイルを変える」ことで改善するというお話が出てきました。
体質を変える際に利用するものとしてDrから「ハーブが注目されていて、研究が日本では盛んに行われています。」
という嬉しいお話がありました。
セルフケアに決まった健康法はないので、ご自身に合ったものを選択できます。
運動療法や食事療法に合わせて、ハーブの活用が広まる、そんな未来が待っている気がします。
私はカラフルな西洋ハーブに心惹かれて、ハーブを学び始めました。
最近は、大好きな西洋ハーブに和のハーブを組み合わせるそんな枠にとらわれないハーブ療法をしていきたいと考えるようになりました。
幼い頃から草花が好き、というのも理由の一つです。
訳あって日本という土地に根付いている和のハーブ。
私たちの身体に馴染みやすいハーブが多いので、特別な時でなくても暮らしに取り入れやすいのではないかと感じています。
最近では、そんな日本に根付くハーブを育てるところから関わっていきたいと思い、農園の活動にも参加させていただいています。
まずは在来種の来年の種取りが目標です。