ナード・アロマテラピー協会が主催している農場研修は、会員の方が毎年楽しみにしている行事です。
参加者の方は、山梨の自然とハーブ刈りを体感しに全国各地からお越しになります。
農場研修は、ハーブの咲いている時期4〜7月と10月に行われます。
ナード会員の特権である農場研修ではどんな体験ができるの?という声が多く寄せられています。
そこで今日は「ナードジャパン農場研修」の魅力についてお話ししたいと思います。
農場研修は、精油の水蒸気蒸留やハーブ栽培の現場を目で見て、実際に触れていただくことを目的として開催されています。
主な研修内容 は3点です。
・蒸留体験
・ハーブ摘み取り
・スライド & クラフト作り
まず一つ目の蒸留体験では、実際にハーブを蒸留をする現場を見学できます。
蒸留器の構造を説明していただきながら、衛生管理や効率良く蒸留する秘訣など、実際にハーブウォーターを製造していなくてはわからない工夫を教えていただきます。
蒸留見学が終わると山の上に車で移動します。
車を降りて少し山を登ると、一面にハーブ畑が広がっています。
こちらはダマスクローズ畑。
5〜6月に花を咲かせるダマスクローズは、とても人気が高いです。
国産無農薬で育つダマスクローズに囲まれると、なんとも言えない幸せな気分になります。
ローズの花に傷をつけないように、摘み取り方から教わります。
薔薇ですので棘はありますが、上手に摘み取れば素手でも大丈夫です。
籠いっぱいのダマスクローズ。
時期によって持ち帰れる量は異なりますが、十分な量を持ち帰れますよ。
そして、ナード農場のもう一つの魅力は、普段なかなか見ることのできないハーブの見学ができることです。
Nard farm Echinacea
メディカルハーブとして有名なエキナセアも様々な品種が育っています。
ここでは紹介しきれないほど、たくさんのハーブがあります。
本当にハーブ好きにはたまらない場所!
行く月によって全盛のハーブが違いますので、何度行っても楽しめること間違いなしです。
ファンの多いカモマイル・ジャーマンも、可愛らしいお花をたくさん咲かせていました。
皆さんからは、「油ほうが見えますか??」
ハーブの摘み取りが終わると山を降り、研修施設にてスライド研修とクラフト作りがあります。
スライド研修では、実際に摘み取ったハーブから分かる事や珍しい精油のサンプルを使い、アロマテラピーに関する様々なお話を聞くことができます。
私が参加した2017年6月の研修では、ユーカリ・ヴィミナスの葉で油ほう(精油の入った袋のようなもの)を確認したり、3種のラベンダーの香り当てクイズ、タイムのケモタイプであるタイム・マストキナの香りやふわふわのお花のことなど . . .
少しマニアックですが、ためになる知識いっぱいのスライド研修です。
クラフト作りの後は、摘み取ったハーブの整理をします。
皆さん袋に詰めたハーブを大切に持ち帰ります。
ナード農場研修の記事はどうでしたか?
植物の力を感じられるナードジャパン農場研修は、ハーブ&アロマ好きの方にはぜひ参加して欲しい!改めてそう思いました。
記事を読んでナード農場研修の魅力が少しでも多くの方に伝わると嬉しいです。
まだ一度も参加されていない会員の方は、ぜひ参加してみて下さい。