私がアロマに出会って変わったことは、ハーブが大好きになり、暮らしに使う石鹸類や衣類、食べ物からスキンケアアイテムまで、きちんと中身を知って使うようになったことです。
なので「アロマが人生を変えた」と言っても大げさではないです。
それ以前は本当に何も知らなかったなぁ、と思い出すと懐かしいです。
今日はアロマを知ってから暮らしに取り入れ始めた手作りコスメについて。
その中でもとっておきのアイテム「肌に優しい乳液」のお話です。
とっておき、というのは材料に「大豆から採れるレシチン」という成分を使うことで、肌表面にいる善玉菌を死なせずに保湿ができる優れものだからです。
レシチンは人の皮脂成分の1つで、肌への負担が少ないことで知られています。
レシチンには水と油を「乳化(混ぜる)」する力がありますが、その作用がとても弱いのです。
(つまり、使っても分離してしまうことがとても多いのです。)
そのため乳液を失敗せず作れるようになるまで時間がかかりました。
それでも諦めずに作り続けていたのは、湿疹のひどかった子供のケアに使いたかったからです。
(私は市販の化粧品が合わない肌質で、主人はアトピー体質のため、元々ナチュラルな基礎化粧品に興味はありました。)
分離せずに作れるようになった今では、家族が一緒に使える我が家の定番スキンケアアイテムになりました。
ベトベトしないのに柔らかく肌を包んでくれるような優しい使い心地です。
手作りコスメは、その時の肌の調子に合わせて植物オイルやハーブウォーターを選ぶことができます。
なぜ肌が荒れているかわからなったころを思い出すと、中身が分かるって本当に大切なことだなぁと感じます。
私がアロマから得たことのほとんどは、今までの暮らしから引き算するような、とてもシンプルなものでした。
手作りコスメもその一つで、2〜3種類ほどの少ない材料で作れるバーマやクリーム、化粧水がたくさんあります。
(ハーブウォーターは、そのままでも化粧水になる優れものです。)
ナチュラルな方向にシフトしたい方に少しづつ伝えていけたら、とても素敵だなと思っています。
YouTubeではたくさんの手作りコスメレシピをご紹介しています。
まだレシチンのレシピは公開していませんが、今後は講座にしたいきたいと思っています。
「作ってみたいな」と思われる方はぜひご覧にくださいね。
YouTubeの再生リストの中に「手作りコスメ」がございますので、他のレシピを参照されたい方はそちらからご覧ください。