フィトセラピーについて
連休が始まりましたね。
天気が良く、植物はすくすくと成長しています。
ハーブ全般に通常の開花時期より早まっている気がしますよね。
今日はフィトセラピーについて。
フィトセラピーは日本語では「植物療法」です。
生徒さんに「フィトセラピーについて先生はどう思われますか?」というご質問を頂いたたことをきっかけに、私の思う植物療法について考えるようになりました。
私が「植物療法」を伝えていますと言えるようになったのは、実はここ最近です。
薬局で西洋薬と漢方に携わりながら、プラナロム精油に出会ったのが10年前。
精油との出会いをきっかけにアロマとハーブを学び始めました。
学び始めて私が感じたことは「アロマとハーブをどちらか片方理解しただけでは、人にお伝えすることはできない。」というくらい奥が深かった。
本当に密接に繋がっているし、両方学ぶことで補えることもたくさんあります。
先生方にご指導して頂き、植物の良さを知ると自然と家での手仕事も増えました。
マテ茶のミルク割りが美味しく淹れられなかったり. . .
すっかり枯らしちゃったなぁと思っていたハーブから、思いがけず種取りができたり. . .
失敗をしながら経験を積み重ねて、自分の思う植物療法を実践していけるようになりました。
「好きだから」こそ、続けてこれたのだと思います。
アロマとハーブを学んで5年、生徒さんにお伝えして5年目になります。
今は枠にとらわれず、精油やハーブどちらも取り入れた植物療法をお伝えしています。
まだまだ認知度は浅いとはいえ日本中に広まっているメディカルアロマやメディカルハーブ。
本当に良いものだからこそ、安全に正しく、そして楽しく使って頂きたいと思っています。
最近では、薬を扱う立場から見て疑問のある質の商品や使用法に出会うこともあります。
「プチプラ」という言葉、女性や主婦なら誰でもときめいてしまう言葉ですが、残念ながら精油とハーブには当てはまりません。
使用法については書ききれませんが、ネットを参考にせず経験のある講師から丁寧に学ぶことがご自身のためになります。
私自身まだまだ学びたいことがたくさんありますが、まず今持っている知識を生徒さんに伝えていきたいです。
そして、これからアロマやハーブを勉強される生徒さんには、焦らず一つずつ経験を積み重ねて欲しいと思います。
楽しみながら、無理なく暮らしに取り入れることで、ご自身のライフスタイルに合った「植物療法」を見つけて下さいね。
今後も生徒さんにいろんなアイデアが生まれるように、お手伝いさをさせて頂きたいと思います。