Jasmine’s Anflage
花の香りを閉じ込めるアンフルラージュという技法。
人の知恵は本当に素敵です。
植物バターに花から揮発する精油の香りを移すことで、香り高いオリジナルクリームが完成します。
今春、我が家の庭にジャスミンを迎え入れました。
毎日たくさん花を咲かせてくれるジャスミンの香りを閉じ込めたくて作成したアンフルラージュ。
とても簡単な手法で大満足のクリームが完成したため、今日は作り方のご紹介をさせて頂きます。
・ ・ How to make ・ ・
step1
・摘みたてのジャスミンの花
(香りの濃いダマスクローズ、ネロリフラワー、キンモクセイなどもお勧めです。)
・シアバター
・蓋つきガラス容器
step2
蓋の内側に、ヘラでシアバターを塗り広げます。
step3
シアバターの上にジャスミンのお花を乗せます。
step4
蓋をしてシアバターが上になるようにシャーレを返し、直射日光を避けて保存します。
2〜3日香りを抽出し、途中で痛んだお花を取り除き新しい花を入れます。
(花の交換をせずに1〜2日抽出でも大丈夫です。)
step5
蓋についたシアバターを丁寧に取り除き、保存容器に入れて完成です。
私はヘアワックス兼フェイスクリームとして活用しています。
自分で作るアロマワックスで、幸せな時間を増やしてみて下さいね。
Anflourge kit
アンフルラージュが作成できるように、教室ではガラスシャーレキットをご用意しました。
生徒さんはレッスン後に作成できますので、お気軽にご連絡下さい。
*ジャスミンの花がたくさん咲いている日だけという気まぐれなレッスンですので、当日作成可能かお伝えしますね。
Damask rose Toner
爽やかな香りのダマスクローズ化粧水。
先月は沢山の方にお作り頂きました。
精油とハーブを区別しない、植物療法をしているからこそ完成したローズ化粧水のレシピです。
手作りの良さも加わり、毎日のスキンケアが楽しくなります。
先日お作りいただいたお二人の作品です。
今回はお二人とも綺麗なピンクカラーになりました。
撮影にご協力下さりありがとうございました。
アロマテラピーが好きな方は、ハーブが好きな方ばかり。
もっと学びたいというお声が増えてきました。
今後、ナードのメディカルアロマテラピーを学んだ方へ向けて、ハーブの知識も盛り込んだスキルアップ講座「植物療法講座」を新設する予定です。
今後はそちらのレッスンにて、ダマスクローズ化粧水のレシピや組み立て方もお伝えしていきます。
植物療法講座はアドバイザー資格をお持ちの方へ向けた講座で、インストラクターで学ぶような難しい内容もやります。
詳細が決まりましたら、募集させて頂きます。
数ヶ月前、若い世代の女の子のためのコスメ教室のご依頼をお受けました。
学生さんが参加できるようにと春休み開催を目標に少しずつ準備を進めていましたが、先日無事に開催することができました。
今回は依頼して下さった方のご自宅を解放して下さったため写真はありませんが、小学生〜中学生の女の子とお母様の11名の方に参加して頂きました。
お母様や中学生の女の子はグロスを、小学生の女の子には使いやすいリップクリームをお作りいただきました。
一生懸命に話を聞いてくれ、自分でハーブオイルや精油を選んでいる姿がとても微笑ましかったです。
粗熱が取れたらすぐにグロスを塗って鏡を見ている中学生の女の子の姿も本当に可愛かった!
グロスを選んだ女の子はバイカラーにしていましたが、お母様は真っ赤なグロス1色を選んで下さったりと、それぞれ個性も出ていて楽しかったです。
お母様達からこんな嬉しい言葉を頂戴しましたので、少しだけご紹介させて下さい。
中学生と小学生のお母様
「この講座をきっかけに身体に良いものを選ぶことの大切さを娘に伝えることができました。メイクだけでなく購入するもの全てを選ぶ力をつけて欲しいと思います。」
中学生の女の子のお母様
「思春期であまり話を聞いてくれないことも増えてきたのですが、グロス作りの話はすぐに飛びついてくれました。一緒に体験することで、メイクや化粧品について考える時間が持てて嬉しかったです。」
小学生の女の子のお母様
「小学生でも唇は乾燥すると切れて痛いのでいつもリップクリームを持たせています。そのリップを自然素材で作ることができて娘も私もとても嬉しいです。特に子供はピンクや赤が好きなので、喜んでいます。今日は講師をして下さりありがとうございました。」
お化粧しない時期だからこそ、自分の肌を大切に、選ぶ力を養って欲しいと思います。
手作りコスメに限らず、ナチュラルな素材でできたコスメの良さをお伝えできていれば幸いです。
ご依頼して下さったH様、そして参加して下さった皆様、お忙しい時期のご参加本当にありがとうございました。