cafe slow workshop
春というより初夏と言いたくなるような気候が続いていますね。
太陽の力でハーブは元気に成長しています。
今月のカフェスローさんでのワークショップは、フレッシュハーブを使い「ハンガリー水」を作成して頂きます。
ハンガリー水は、古くから伝わるローズマリーを主体としたハーブの有効成分を含んだ薬酒。
「ハンガリーウォーター」という名で知られています。
ご自身で作るハンガリー水は、ハーブの恵みたっぷり。
毎日のスキンケアにお使い頂けます。
また、摘みたてのハーブで作るハンガリー水は珍しくとても貴重です。
ワークショップでは、ハーブそれぞれの効能をお話ししながら、作成のコツや熟成期間についてもレクチャーさせて頂きます。
ハーブの種類は、良い状態のものを選別してお待ち致します。
そのため種類は多少お写真とは異なりますが、在来種のハーブを無農薬で育てていらっしゃる鹿児島の農園さんからお取り寄せします。
ハーブ好きの方
ハーブに興味のある方
この機会にご参加下さい。
ハンガリー水 ワークショップ
日程 : 2018/5/25(金)
10:10〜12:00
場所: カフェスローこどもぱん2階
内容 : ハンガリー水100ml
(化粧水レシピ付き)
募集 : 8名様
*受付終了しました
料金 : ¥4,000-
ご予約 : メール
担当 : 木坂くみ子
*ご予約は先着順です。参加ご希望のお客様はお早めにご予約下さい。
*レッスン料金はつり銭のないようお願いしております。お手数ですがご協力頂けると幸いです。
*材料の用意がありますので、キャンセル不可とさせて頂いています。
フィトセラピーについて
連休が始まりましたね。
天気が良く、植物はすくすくと成長しています。
ハーブ全般に通常の開花時期より早まっている気がしますよね。
今日はフィトセラピーについて。
フィトセラピーは日本語では「植物療法」です。
生徒さんに「フィトセラピーについて先生はどう思われますか?」というご質問を頂いたたことをきっかけに、私の思う植物療法について考えるようになりました。
私が「植物療法」を伝えていますと言えるようになったのは、実はここ最近です。
薬局で西洋薬と漢方に携わりながら、プラナロム精油に出会ったのが10年前。
精油との出会いをきっかけにアロマとハーブを学び始めました。
学び始めて私が感じたことは「アロマとハーブをどちらか片方理解しただけでは、人にお伝えすることはできない。」というくらい奥が深かった。
本当に密接に繋がっているし、両方学ぶことで補えることもたくさんあります。
先生方にご指導して頂き、植物の良さを知ると自然と家での手仕事も増えました。
マテ茶のミルク割りが美味しく淹れられなかったり. . .
すっかり枯らしちゃったなぁと思っていたハーブから、思いがけず種取りができたり. . .
失敗をしながら経験を積み重ねて、自分の思う植物療法を実践していけるようになりました。
「好きだから」こそ、続けてこれたのだと思います。
アロマとハーブを学んで5年、生徒さんにお伝えして5年目になります。
今は枠にとらわれず、精油やハーブどちらも取り入れた植物療法をお伝えしています。
まだまだ認知度は浅いとはいえ日本中に広まっているメディカルアロマやメディカルハーブ。
本当に良いものだからこそ、安全に正しく、そして楽しく使って頂きたいと思っています。
最近では、薬を扱う立場から見て疑問のある質の商品や使用法に出会うこともあります。
「プチプラ」という言葉、女性や主婦なら誰でもときめいてしまう言葉ですが、残念ながら精油とハーブには当てはまりません。
使用法については書ききれませんが、ネットを参考にせず経験のある講師から丁寧に学ぶことがご自身のためになります。
私自身まだまだ学びたいことがたくさんありますが、まず今持っている知識を生徒さんに伝えていきたいです。
そして、これからアロマやハーブを勉強される生徒さんには、焦らず一つずつ経験を積み重ねて欲しいと思います。
楽しみながら、無理なく暮らしに取り入れることで、ご自身のライフスタイルに合った「植物療法」を見つけて下さいね。
今後も生徒さんにいろんなアイデアが生まれるように、お手伝いさをさせて頂きたいと思います。
ハーブで作るナチュラルコスメ
先週ナチュラルコスメのクラスを開催しました。
ハーブコスメを学んで下さる方が少しずつ増えてきて、とても嬉しいです。
今回は、
・ハーバルリップクリーム
・バイカラーのリップグロス
・ナチュラル日焼け止めクリーム
をお作りいただきました。
aaaromaのコスメの講座では余計なものを入れずにシンプルに、素材は天然由来のものを選んでいます。
今回のお客様は埼玉よりカフェスローワークショップにもいらして下さった方です。
お忙しい中足を運んで下さり、本当にありがとうございました。
とても綺麗なピンクカラーは、ハーブから採れる色です。
浸出油(インフューズドオイル)を作る過程で、ハーブの色素をオイルに移します。
いろんなカラーを出すことができるのですが、ピンクはリップクリームにもグロスに使いやすい色でとても人気があります。
「ハーブだから、色はつかないですよね?」
とご質問を受けることが多いのですが、ほんのり色付きます。
真っ赤にするとよりはっきりわかりますよ。
この日はお帰りになった後に、ふとビーカーを見てみたら綺麗なピンクでしたので写真に収めました。
私も自分用にピンクリップを作成しました。
自分で作れる楽しみはいつまでたっても変わらないので不思議です。
こうやって少しずつハーブで作るスキンケアアイテムのあるご家庭が増えると嬉しいです。
また是非いらして下さいね。
この度はありがとうございました。